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医療と介護・福祉の連携神戸医療産業都市神戸市がん対策基本条例

神戸医療産業都市

 神戸医療産業都市は、1998年の構想立ち上げ以来18年を迎えます。ポートアイランド2期は、進出企業がすでに265社を超え、約6000人の働く街となり、企業集積による雇用増と神戸経済の活性化という当初の目的を達成しつつあります。2010年度には、市内経済効果が1041億円という試算も出されました。

 iPS細胞を用いた世界初の臨床研究など世界の注目を集める神戸医療産業都市は、国家戦略特区への提案に沿った取り組みを推進することにより、神戸経済の活性化を図り、ひいては日本経済を牽引することを目指しています。また、メディカルクラスター(高度専門医療機関の集積)によってPET検診や放射線治療、再生医療など市民への質の高い医療サービスの提供を行うとともに、世界初・最高水準の医療技術を活かし、アジア諸国の医療水準向上など、国際社会に貢献していきます。バイオクラスターには、バイオや創薬研究に取り組む機関が、シュミレーションクラスターには、スーパーコンピュータ「京」を中心にして、計算科学関係機関が集積しており、このクラスター群は互いに連携しています。

 神戸市医療センター中央市民病院は、2010年の移転によってメディカルクラスターの中心として重要な役割を果たすことが望まれています。最先端高度医療の企業集積を推進し、神戸空港を活用して国内外から多くの研究者、患者を迎え入れることは、神戸市にとっても大変重要です。2014年度には神戸国際フロンティアメディカルセンター(KIFMEC)が竣工し、2015年度には兵庫県立こども病院も竣工予定です。小児がん患者とその家族が滞在しながら治療を受けられるチャイルド・ケモ・ハウスもできました。小児がん治療拠点としての神戸メディカルクラスターの役割をしっかり果たせるようになると思います。

 また、中央市民病院は、高度医療も提供する市内の基幹病院であるとともに、三次救急の役割を持ち備えている地域に密着した病院です。市民病院として、高度救急医療と市民が必要とする信頼できる地域医療とをともに提供し続けていくためには、医療の質をこれまで以上に高めていかなければなりません。また、三次救急処置のため、地域医療機関からの要請を受け入れることはもちろんですが、急性期を過ぎた患者が地域に帰って治療を続けるための地域医療機関との連携は欠かせません。市民の安心・安全を守る市民病院として、どうあるべきか、常に市民の声に耳を傾けていきたいと思います。

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