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「環境都市・神戸」-人間環境都市宣言-

平成21年6月

福祉環境委員会で視察した鎌倉市は、平成7年度に今後10年間でごみ焼却量を半減させるべく「ごみ半減計画」を策定し、平成9年から家庭系5分別収集から始め、資源化率においては、人口10万人以上50万人未満の都市でもナンバーワンのリサイクル率で50%を超えています。現在は市民が20分別をし、処理場において31分別しています。市が毎年ごみ収集や処理にかかる経費をトン当たりの原価、ー世帯当たり原価、一人当たり原価を発表して市民の啓発に努め、「市民が出しやすい方法」を多面的に工夫し、「ルールブック」もわかりやすく記載されています。

花イラスト私は以前から「雑紙」はサイズがまちまちで縛りにくく面倒なので「燃えるごみ」に捨ててしまう人が多いと思っていました。鎌倉市では「袋に入れてガムテープなどで止めてあるものは雑紙とみなす」という収集方法をとっています。川崎市でも「紙袋に入れる」「包装紙で包む」「紐で結ぶ」のいずれかの方法で出すことになっています。神戸市の収集方法も「市民が出しやすい方法」を工夫して提案しなければ、市民の生活で「当たり前に分別」して「資源として排出」することが定着していきません。他都市も参考にして、随時変更することで資源化を促進することができると思います。

「古紙」収集も同じです。現在、各地域団体の活動として収集をされているため、回数にはばらつきがあるようですが、月1回の収集では、家に古新聞を置いておくのにも困り、収集日に収集場所に運ぶのも大変で、ついつい少しずつ「燃えるごみ」として出してしまう高齢者の方々が多くいらっしゃいます。以前私が住んでいた川崎市では、週に2回の収集がありました。1回は地域の公立小学校PTA、1回は公立中学校PTAの収集です。もちろん保護者であれば意識して協力しますが、地域の方々は子どもが当該学校に通っていなくても、どちらの曜日にでも誰でも出せるので古紙回収はすっかり地元に定着しました。住民は週2回の収集があれば、気軽に出せますし、PTAは資金が少しでも集まるので一石二鳥です。それに加えて、販売店が無償で各戸まで取りに来てくれるシステムもあり、どうしても自分で収集場所まで運べない方々は、この各戸収集を利用されていました。神戸市が新しいルールを徹底し、資源は資源として回収し、ごみを減らそうとしていくならば、収集回数を増やすことが必要です。地域活動資金として使える助成金を増やすことは予算の問題がありますが、税金が地域に還元されるということをもっと広報し、地域団体に収集回数を増やすよう呼びかけていくことにももっと力を入れていくべきだと思います。

月に1回しか収集のない古新聞と、月2回収集の容器プラスチックの量を考えると、我が家の一角が「ごみ置き場」になってしまうようで、気が重くなります。主婦の感覚からしても分別効果から考えても、収集回数は増やす必要があると思います。継続的に訴えていきたいと思っています。 クリーンステーションの設置については、地元自治会からの要望で行うことになっており、移設や廃止についても同じです。現実には、あちらこちらで不法投棄やマナー違反などのトラブルが多く発生しています。ごみ排出マナーが悪いステーションを移設したり、廃止したりするにあたっても支障をきたすことがでてきました。クリーンステーションの性格上、地元自治会との話し合いが重要なことは理解いたしますが、自治会がない地区でも、神戸市の柔軟な対応が必要不可欠です。

平木ひろみ
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